今までアンネットを支えて下さいましたファンの皆様に感謝申し上げます。
また、アンネットの体調がすぐれなかったとき、入院中などに献身的に支えて下さった見目さんご家族に天国からアンネットも "Danke vielmals!"
(ほんとうに有難うございます)と感謝の言葉を贈っていることと思います。23年10月22日に最後にウィーンに帰国される際には、必ず又日本に戻って
コンサートを開きたいと見目さんにおっしゃって楽譜を預けてゆかれたそうです。
聴きたかった もう一度あの歌声を!
アンネット先生のご冥福をお祈り致します。
今年は全部で七回の講習会が予定されていますが、そのうち終了済の四回の
講座について ご報告します。
今回のシリーズは 『アルツハイマー 認知症と脳との関係』 についての
お話しでした。
ヨーロッパのシンポジウムで学ばれた興味深い内容となりました。
予防するための効果的な方法、食物等。 血液型による予防法、生活習慣等。
そして 生徒さん一人一人へ 実際に呼吸方法をご指導頂きました。
今年は三回の講座が東久留米 成美教育文化会館 等で開かれました。
昨年からの流れで歌うときの肩甲骨の仕組み、動かし方に続き、新しく骨の構造、そして
骨体操も教わり、骨と呼吸との関連性も学びました。アンネット先生はユーモアを交え
ながらも非常に分かりやすく、お話しされました。モデルの生徒さんの中には、80歳を
越えられた方も歌われました。幾つになっても声帯も身体も正しくコントロールし、
トレーニングを行う事で若さを保ちながら歌える事が会を重ねる度に分かってきました。
先生の生き生きとされた若さの魅力は、何十年も毎日の努力を積み上げてこられたことの
成果である事が分かりました。 最後に、アンネット先生が歌って下さり、
素敵なサプライズに生徒さん達は大変喜ばれていました。
今年も恒例となった日本橋社会教育会館でのコンサートが11月19日に開催された。
会場は満席の熱気の中、ドラマティックな人生をアンネットが一曲、一曲を歌う度に、
聴く者の心にその想いが迫ってくるような歌唱となった。
コンサートが進むにつれ、気迫が会場の全てに満ち溢れてくる素晴らしい演奏会となった。
4月14日熊本大地震発生、その後大分県にも発生。 そのさなかの4月26日、大分市内の
「レンブラントホテル大分」でコンサートが開かれた。現地に行くまではいろいろな心配が
あったが、到着して驚いたのは、地震の気配が何も感じられなかったこと。大分市は地震が
起きた断層から外れているとのことであった。 コンサート当日は雨の予想に反して晴天に
恵まれ、開場時刻近くになると長い行列が出来、さらに開演時刻が過ぎても当日券で入場する
方々がどんどん集まり、大盛況となった。
今回は新しい曲も加わり、アンネットの声が浸み通り、涙する方も沢山いらっしゃった。
日本語は勿論のこと、フランス語あり、ラテン語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語
ありと、さまざまな言語とジャンルの歌が披露され、聴衆の方々は陶酔、アンネットとお客様が
一体となった熱い会場であった。
コンサートは大成功裏に終わった。
大分の主催者には、毎日のようにコンサートが良かったというお声や、お便りが届いたそうである。
又、コンサート前には「DVDコンサートでなく、本物のアンネットさんが大分の地に本当にいらっしゃる
のか?」という問合せもあったと伺った。 その方々から、すばらしかったと感動のお声も聞かせて戴いた。
大分でお世話して下さった皆様には、心より感謝致します。
最後に、一日も早く地震が鎮まることをお祈り申し上げます。
今年の第2回目10月17日と第3回目11月21日の講座が国立ヴィオレホールにて
開かれました。
今回のテーマは「肩甲骨について」でした。
呼吸法の体操や肩甲骨の動かし方、骨盤低筋を鍛えるトレーニングを参加者全員が
体験しました。
生徒さん達から いろいろな質問が出て、アンネット先生が的確に答えられ、時には
笑いが起こり、感嘆の声が出たり、自由な雰囲気の中で 大いに講座が盛り上がり
ました。
後半では 3人のモデルの生徒さん達を 先生が発声練習から指導され ました。
先生が指導されると生徒さん達の声が見違えるほど変化していきました。
日本では喉声の発声が主流ですが 、先生は 「歌は 喉で歌うのでなく『 骨』で歌うもの」
とお話しされたのが 大変 印象に残りました。
次回は今年最後になりますが 12月6日(日) 午後2時~4時で 会場は同じく
ヴィオレホールとなります
与謝野晶子の愛した町、海の青、山の緑と豊かな自然に囲まれた千葉県勝浦市。
そのキュステの一千人を擁する大ホールにてアンネットが歌う「美しい勝浦讃歌」が
催されました。
当日は晴天に恵まれ、当コンサート実現に惜しみなく力を尽くされた地元の方々の熱い想い
の下、アンネットは情感を込めて歌いました。 伴奏にはピアノの他、適所にサクソフォーン、
ヴァイオリン、アルパ、アコーディオンの参加を得て、第1部ではワルツの踊りも登場し、
ウィーンの香り漂う曲の数々を、第3部では懐かしい日本の歌曲に加え、与謝野晶子の
「君死にたもうことなかれ」、※「上総の勝浦」を絶唱しました。
列席した猿田勝浦市長他、多くの市民の方々とファンはアンネットの歌声に深く魅了された
ようです。 鳴り止まぬ拍手に応えて、アンコール曲はご存じの方も多い「ウィーンわが夢の街」
第2部に出演された地元音楽グループの方々も伴奏やコーラスで加わり、大ホールは感動の
熱気に包まれ、心豊かな秋の一日となりました。
※ 「上総の勝浦」はこのコンサートのために、与謝野晶子の短歌を元にアンネットが
中心となり作曲されたもので、本邦初演となりました。
昨年に引き続いて「銀座ライオン」で行われたカサブランカ友の会の模様をご紹介します。
今回も伴奏にピアノ、ギター、サキソフォーンとさらにコーラスの方々にも加わって戴き
盛大に行われました。
アンネットは更に新しいジャンルに挑戦し、「慕情」や「マイウェイ」などオペラティックに
熱唱しました。
お陰様で超満員のお客様にとてもご満足戴けたステージでした。
6月28日(日)に「人体生理学と歌との関係」の第10回目となる今年度始めての講座が
国立ヴィオレホール(ムサシ楽器2階)で開かれました。
暫くぶりの講座でしたので、人体の仕組みや呼吸法、体操を再度復習し、今回は
その先の段階となる肩甲骨の使い方を、後半でモデルの生徒さん達のデモンスト
レーションで実際に見ながら学びました。
「骨で歌う」(骨から出る)声の不思議さを体験しました。
講座の最後に 感謝の気持ちを込めて、生徒さん達からアンネット先生に花束が
贈られました。
第二回目の杉並公会堂でのコンサートは昼夜2部制で行われ、前回同様沢山の
お客様にお越し頂きました。
今回は伴奏にピアノ、ギターの他、サキソフォーンやダンスコラボレーション
なども入り、とても華やかなステージとなって、ご来場下さった皆様にも大変
ご満足戴けたようでした。
皆様どうも有難うございました。
今年に入り、第二回目の講座「人体生理学と歌の関係」が先日、東村山市立
中央公民館リハーサル室で開かれました。
今回の講座でもやはり、アーテム(呼吸)の大切さを教わりました。
生と死との隣り合わせの中で私達は生活しているという事や呼吸体操を学びました。
また、アンネット先生は毎年、声のシンポジウム(いろいろな国からの医者と
声楽家とが集まり、声の研究発表が行われるそうです)に出席されているそうです。
そこでは、最先端の声の研究の成果が科学的に解明され、発表されるそうです。
今年の夏に発表された新しい発声法を、受講生全員で試してみた所、
今までに出したことのない豊かな響きの声が各自、出ました!
声の不思議さ、素晴らしさを全員で体験しました。
講座「人体生理学と歌との関係」 の第7回目が国立ヴィオレホール
(ムサシ楽器2階)で行われました。 今年度 始めての講座となりました。
アンネット先生の講義で、あらためてアーテム(呼吸、息)の大切さを再認識
しました。呼吸法のストレッチを教えて頂き、また、腹式呼吸がきちんと
出来ているかどうかを先生が生徒さん達 一人一人を見て回られて、
アドヴァイスをされました。
後半では 4人のモデルの生徒さん達が 発声練習と曲を見て頂きました。
昨年度から、学ばれた生徒さんはこの一年で飛躍的に上達されていました。
見ている生徒さんの中には、モデルの生徒さんと一緒に発声練習されたりして、
全員が大変意欲的に学ぼうとされていました。
明治・大正・昭和の懐かしい歌を集めたコンサートが杉並公会堂で行われました。
200人収容の会場が満席となる大盛況で、秋(11月)にも同じ会場でコンサートが
開かれることも決まりました。
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